50代のオヤジです。食事、運動など生活習慣は気をつけているおかげか、年齢よりは若く見られます。しかし、外見で、ここがこうだったらもっとイケてるのになあ、と、ずっと気になっていたことがありました。
そこで今回、思い切って美容整形をやってみることにしました。

目の下のたるみ取り

施術したのは、目の下のたるみです。
加齢による皮膚のたるみ、劣化とともに目の下に脂肪が出てくることによりポコっとなってきます。
そのふくらみ方が気にならなければ問題ないと思いますが、私の場合、それが影になり、いわゆる黒クマとなって、疲れていないのに疲れているように見られたり、普通の顔をしているだけなのに怖い人かと思われたりするのがとても嫌で、人前でメガネを外すのが出来なくなるくらいでした。
若く見られるようになりたい、という気持ちはそんなにありませんでした。

多少お金がかかっても、あの時やっておけば、と後悔はしたくありませんでした。また、仕事でのモチベーションにもなります。

ただ、身体を傷つけることになる手術をやることは、なかなか決心のいることです。失敗するリスクもあります。だから、とにかく自分で納得するまでネットで情報収集することが大切です。
私の場合、とにかく不安がなくなるまでネットで調べ、最終的に手術することによる素晴らしい未来をイメージできた時に、自分にとってのベストだな、と思えた美容整形外科のホームページから予約を入れました。

手術当日

予約した日時に病院の受付に向かいます。受付の女性はみんなキレイです。また、女性の患者(?)が思ったよりたくさんいます。受付嬢だけでも3人いました。すごく繁盛していると思いました。つまり、自分の周囲に整形している女性は思ったよりたくさんいるのではないか、ということです。
まず、カウンセリングをじっくり受けます。待ち時間も含めて、2時間くらい話をしました。じっくり話ができるので、不安なことや気になることは遠慮なく質問して、自分が納得することが大切です。もちろん料金も含めてです。
ホームページには、カウンセリング当日に先生の手が空けば施術ができる可能性もある、と書いてありましたが、そこは自分としては大歓迎でした。鉄は熱いうちに打て、というように、いいイメージのしている時にやってしまいたかったからです。
そして私は、当日の手術となりました。

手術

ベッドに横になり、鼻に管を入れ薬を注入します。ちょっとボーッとするようになります。意識はあります。そして、点滴を打ちます。
しばらくして先生がきます。いよいよ手術開始です。まあ、緊張しますね。
まず、ブロック麻酔を顔に打ちます。すぐに感覚が麻痺してきます。
切らない目の下のたるみ取り、は、眼球の下部に飛び出している脂肪を、内側から取る(吸引する)施術です。
目は閉じているので何も見えませんが、眼球をグッと押さえて注射器みたいな器械で脂肪を吸引していたのだと思います。脂肪吸引自体は麻酔のおかげで痛くもなんともありません。が、眼球を押さえつけているのがヤバかったです。眼球はとても痛かった。マジで痛かった。正直、眼球が潰れるかと不安に思いました。この痛みは目の形とか人によるのかも知れませんが。
時間的には、10分から20分くらいだと思います。そんなに長い時間ではなかったはずです。

術後

眼球と目の奥が少し痛く、視界はボーっとしていました。大丈夫ですかね、と看護婦さんに聞くと、押さえつけていましたからね、という返事でした。ただ、その時は、運転大丈夫かな、というくらいぼやけてピントがうまく合わず心配でした。そんな感じで、手術終了したばかりで、まだ目はボーッとしているのですが、帰らされます。でも徐々にしっかり見えるようにはなってきました。数時間で視界は一応回復しました。

手術翌日

まず、この手術をする方は、念の為、翌日の仕事や学校は休みにしておいた方が良いです。
私の場合、手術翌日は、左目が殴られたかのようにすごく腫れて、少し内出血の跡が見られました。右目は比較的なんともなかったです。マスクは、深めにして、メガネもかけているのですが、周囲からは、どうしたんですか?、と声をかけられます。目の奥と頭も少し痛みます。眼球もあまり動かすことができません。痛いので。
目の周囲(下部)は、やはり腫れています。目の下のたるみをとったのにとっていないような状態になっています。傷口が腫れているということだと思いますが、手術翌日の状態では、外見上は改善しているようには見えません。むしろ、悪化しています。いわゆる、ダウンタイムというものです。とにかく少しでも早く、腫れが治るように帰宅後は目を冷やすように心がけました。
しかし、特に口角を上げてみると、明らかに目の下が軽くなった感覚はあります。

手術後2日目

朝起きて鏡を見ると血の涙(目やに)が出ています。ちょっとびっくりします。目を軽く濡らしてティッシュで拭き取ります(軽ーく)。前日よりも格段に状態は良くなっています。内出血はほとんど分からなくなりました。腫れも少し引いています。眼球、目の奥の痛み、頭の痛みも改善しています。が、まだ痛いです。

手術後3日目〜一週間

3日目くらいで、眼球、目の奥の痛み、頭の痛みはほぼほぼなくなりました。一週間後には、眼球を思いっきり動かすと少し痛いですが、普通に生活している上ではほとんど気にしなくてもいいレベルになりました。
毎朝、多少血の混じった目やに(涙)が出ます。でもだんだん少なくなってきます。
毎日鏡を見るたびに回復しているのが分かります。そのためにも、食事と睡眠はしっかり取ることが重要かと思います。
この間に、気をつけなければならないことがあります。
力んだり、逆立ちしたりしては絶対ダメです。トイレで力むのも厳禁です。私はこの一週間の間に、2回、左目から血が吹き出ました。2回とも仕事中でしたが、幸い誰にも見られませんでした。まず、血で目が見えなくなります。真っ白です。痛くもなんともないので余計に心配です。鏡を見ると血の涙が溢れていました。漫画みたいでびっくりです。私の場合は、左目だけでしたが。傷口は、完全には塞がっていないのでそこは気をつけなければなりません。
ただ、状態は日に日に明らかに改善していきます。鏡を見るのが楽しみにもなってきます。
一週間後の状態では、目の下の腫れはまだあります。

一週間〜二週間後

腫れは毎日少しづつ改善しています。痛みはほとんど無くなってきます。目の下の違和感、ゴロゴロした感じも二週間後にはありません。そして、たるみをとったことで、明らかに目の下の軽さを感じます。それだけ脂肪があったということですね。
目の下のたるみをとると同時に、加齢による頬のたるみを改善するために、ヒアルロン酸の注射も計3回行うことにしました。一回目は、施術の二週間後に行いました。これは注射を目の下に打つだけです。しばらくプクッと腫れます。今まで、目の下にたるみもあったし、それほど違和感は感じません。この注射も今後どのような効果が出てくるか、楽しみです。
二週間経っての感想は、「痛かったの我慢して良かった、ほんと、やって良かった。」です。
今までメガネをかけていましたが、コンタクトにしたくてうずうずしています。

〜三週間後

ぷっくり感は、ほぼほぼ無くなりました。痛みも全くありません。触っても痛くないです。とても爽快感。とても良い。カウンセリングの時に、四週間程で形が定着すると言われていましたので、だいたいこんな感じかな、というところです。
私の場合、若返ったというよりも、顔の疲労感が感じられなくなった事がとても良かったです。よく、全然疲れていないのに、お疲れですね、とか言われるのがほんと嫌だったんですよね。
顔がなんか引き締まったみたい、とか言われました。手術したことは多分バレてはいないと思います。普段眼鏡かけているので。
目の下のたるみ、気になっている人は絶対やったほうが良いです。私はやって良かったと心底思っています。
あと、注射を2回打ちます。その効果がどれくらいか、また報告します。

一ヶ月後〜

目の周囲は、痛みは全くありません。見た目も定着してきたのかな、という感じです。
約二週間ごとに、ヒアルロン酸注射を打ちました。たるみをとることで、いわゆるゴルゴラインが目立ってしまうからやったほうが良いと思い、費用はプラスアルファかかりましたが合計3回注射しました。
これは多分やって良かったのだと思いますが、そこまで分かりません。
ただ、顔は若返ったと思います。

まとめ

振り返ってみて、目の下のたるみ取りは、やって良かった、です。
お金はかかりますが、これでコンプレックスを解消できるならいいと思いました。
人生まだまだ長いですから、後悔しないように。