🔸はじめに

7月の晴れ間を狙って、福井県の「一乗谷朝倉氏遺跡」を訪れました。

戦国時代、越前の名将・朝倉義景が治めた城下町の跡地。

まるでタイムスリップしたような静けさと、夏の緑の濃さが印象的でした。

50代になってからは、「歴史×ウォーキング」を楽しむようになりました。

登山ほどハードではなく、でも自然と文化を同時に感じられる散策コース。

一乗谷はまさにそんな大人の“癒やしスポット”でした。

🔸戦国ロマン漂う復原町並み

まず訪れたのは「復原町並み」。

戦国時代の町家や武家屋敷が再現され、まるで当時の生活が蘇ったかのよう。

藁葺き屋根の民家、石畳の小道、水がさらさらと流れる用水路。

蝉の声が響く中、木陰を歩くと、汗ばむ季節でも心が落ち着きます。

一軒一軒の家に入ると、昔の暮らしの工夫が見えてきて興味深い。

観光地というより、“静かに時を感じる場所”という印象です。

🔸朝倉館跡と庭園の美

続いて、朝倉義景の館跡へ。

石垣や池泉庭園が今も残り、往時の栄華を感じさせます。

特に有名な「義景館跡庭園」は、苔むした石組と水面の映り込みが美しく、

夏の青空とのコントラストが絶妙でした。

庭の前で一休みしながら、

「戦国の世を生きた人々も、ここで同じ景色を見たのだろうか」と思うと、

心がしんと静まります。

🔸ウォーキングとしての魅力

一乗谷は遺跡全体が広く、歩くだけでも良い運動になります。

平地ですが、緩やかな起伏と石段があり、1時間も歩けばじんわり汗。

歴史探訪しながら体を動かせる、まさに“50代の理想的な散策ルート”です。

日差しが強い7月は、帽子と飲み物を忘れずに。

川沿いや木陰も多いので、うまく休憩を挟めば無理なく歩けます。

🔸おわりに

静かな夏の一乗谷。

観光地というより、“心を整える場所”としておすすめです。

歩いて、眺めて、感じて。

歴史と自然の中に身を置くことで、日常の忙しさから一歩離れられます。

50代の今だからこそ、

「急がず、丁寧に歩く時間」を大切にしたいと感じた一日でした。

あと、初めに一乗谷朝倉氏遺跡博物館に行くことをお勧めします。

博物館の館内

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50歳過ぎて登山をはじめました。

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